クリニック紹介
機器紹介
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Mirante®(共焦点走査型ダイオードレーザー検眼鏡)
眼底検査用の微弱なレーザー光を用いて撮影する「SLO」とSLD光源を用いて撮影する「OCT」の両方を組み合わせて高画質・高詳細な眼底検査を可能にした、最新モデルです。
無散瞳で通常の眼底観察だけではなく、広角レンズを装着することで眼底を広範囲に観察・診断することができ、眼底カラー撮影以外にも、OCT・OCT-A・FA・ICG・前眼部OCTといった様々な検査が台で可能となります。-
眼底カラー写真
広角眼底写真 4Kの高解像度な広角カラーSLOを用いて、視神経や黄斑部などの挟角撮影はもちろん網膜の端まで散瞳をしない状態で広角に撮影することができます。
糖尿病網膜症の患者さまなどは、散瞳しなくても眼底の隅々まで状態を調べることができるのでとても有用です。
散瞳をしない為、お車を運転しての来院も可能です。 -
光干渉断層計(OCT)
黄斑部網膜の断層を撮影することにより、浮腫・新生血管・網膜剥離を詳細にとらえることができ、網膜疾患の診断はもとより経過観察にも大変有用な検査です。
網膜神経線維層の菲薄化の検出にも優れており、緑内障の早期発見にも大変有用な装置です。短時間で、最大16.5mm×12mmの広範囲の撮影が可能です。
対象疾患は、加齢黄斑変性・糖尿病などによる黄斑浮腫・黄斑円孔・黄斑上膜・緑内障など多岐にわたります。 -
OCT アンギオグラフィー(OCT-A)
OCTを用いて、非侵襲的に網膜血管、脈絡膜血管を抽出することができます。
造影剤を使用せずに検査ができますので、造影剤によるアレルギーや副作用の恐れもなく短時間で検査ができます。対象疾患は、加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症・糖尿病網膜症などです。 -
蛍光眼底造影検査(FA/ICG)
フルオレセインやインドシアニングリーンという造影剤を使用し、眼底の網膜血管や脈絡膜血管を撮影する検査です。
OCT-Aではとらえられない微細な病変や血管炎や漏出点を描出できます。広角での検査が可能ですので、眼の周辺部の病変まで捉えることができます。
の装置では2つの造影剤を使って2種類の造影検査を同時に行うことができます。対象疾患は、加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症・糖尿病網膜症などです。 -
眼底自発蛍光(FAF)
2つの波長(青・緑)で網膜色素上皮における自発蛍光を発するリポフスチン(老廃物)を観察し、網膜色素上皮を非侵襲で検査できます。対象疾患は、加齢黄斑変性・網膜色素変性などです。
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前眼部OCT
角膜や虹彩や隅角の断層像を非侵襲で撮影することができます。また、隅角の開きを簡易的に測定することができます。円錐角膜・角膜移植後の経過観察・急性緑内障発作の診断補助に有用です。
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眼底カラー写真
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TONOREFⅢ Plus(オートレフケラト/トノ/パキメータ)
眼の屈折度数(近視・遠視・乱視)、角膜曲率半径、眼圧、角膜厚を自動的に測定する装置です。眼圧は角膜厚の影響を受けるため、角膜厚によって眼圧を修正・表示できます。レーシック後の緑内障患者さんの眼圧管理に有用です。 -
YLC-500(イエローレーザー光凝固装置)
糖尿病網膜症に対する汎網膜光凝固治療や、網膜裂孔に対する光凝固治療に用います。従来の単波長レーザー光凝固装置では、グリーンレーザー(波長 532nm)を使用するものが多かったのですが、本装置で使用するイエローレーザー(波長 577nm)は、キサントフィルへの吸収が少なく、従来の532nmに比べ水晶体などの中間透光体に対する透過率、酸化ヘモグロビンに対する吸収率が高い波長を持った装置です。周辺部網膜への光凝固以外にも黄斑部付近への適用が可能です。 -
YC-200Splus ヤグレーザー
YAGレーザーは、レーザー光凝固装置が組織を熱凝固するのに対し、衝撃波を使って組織を切開する働きがあります。白内障術後に眼内レンズの後方に残してある水晶体のカプセルの濁り(後発白内障)を切開する場合などに使用します。このような通常の使用法とは別に、緑内障の治療を行うSLTモードを使用することができます。
SLTとは、Selective Laser Trabeculoplastyのことで、眼球の前部を満たしている水の出口部分の組織(線維柱帯)にYAGレーザーを照射してマクロファージを活性化させることで水の通りを良くするという緑内障の治療です。点眼で十分な眼圧降下が得られないが、すぐに手術までは受けたくない(受けられない)場合に有効な手段となります。