クリニック紹介
機器紹介
-
TONOREFⅢ Plus(オートレフケラト/トノ/パキメータ)
眼の屈折度数(近視・遠視・乱視)、角膜曲率半径、眼圧、角膜厚を自動的に測定する装置です。眼圧は角膜厚の影響を受けるため、角膜厚によって眼圧を修正・表示できます。レーシック後の緑内障患者さんの眼圧管理に有用です。 -
YLC-500(イエローレーザー光凝固装置)
糖尿病網膜症に対する汎網膜光凝固治療や、網膜裂孔に対する光凝固治療に用います。従来の単波長レーザー光凝固装置では、グリーンレーザー(波長 532nm)を使用するものが多かったのですが、本装置で使用するイエローレーザー(波長 577nm)は、キサントフィルへの吸収が少なく、従来の532nmに比べ水晶体などの中間透光体に対する透過率、酸化ヘモグロビンに対する吸収率が高い波長を持った装置です。周辺部網膜への光凝固以外にも黄斑部付近への適用が可能です。 -
YC-200Splus ヤグレーザー
YAGレーザーは、レーザー光凝固装置が組織を熱凝固するのに対し、衝撃波を使って組織を切開する働きがあります。白内障術後に眼内レンズの後方に残してある水晶体のカプセルの濁り(後発白内障)を切開する場合などに使用します。このような通常の使用法とは別に、緑内障の治療を行うSLTモードを使用することができます。
SLTとは、Selective Laser Trabeculoplastyのことで、眼球の前部を満たしている水の出口部分の組織(線維柱帯)にYAGレーザーを照射してマクロファージを活性化させることで水の通りを良くするという緑内障の治療です。点眼で十分な眼圧降下が得られないが、すぐに手術までは受けたくない(受けられない)場合に有効な手段となります。